部屋総数が世界最大、日本にも33のホテルを有する、インターコンチネンタルホテルグループが、2016年12月1日に卵のケージフリーを発表しました。
IHG® Reinforces Long-Term Commitment to the Sustainable Sourcing of Food
https://www.ihgplc.com/news-and-media/news-releases/2016/ihg-reinforces-long-term-commitment-to-the-sustainable-sourcing-of-food
リリースには
“IHGは米国に本拠を置く畜産動物保護非営利団体「ヒューマンリーグ」と協力して、2022年までに米国、カナダ、ヨーロッパの各地で100%ケージフリーの卵を調達することを約束しました。
これは、2025年までにインターコンチネンタルホテルグループ全体でケージフリーの卵のみを調達するという目標の一部であり、環境に配慮した製品やサービスを奨励するIHGの企業責任課題に寄与します。”
私たちアニマルライツセンターも、インターコンチネンタルホテル各役員に対し、アニマルウェルフェアポリシーの改善を求める要望を行っていました。
「全体」の中に日本も含まれるか、このリリースの担当者に確認したところ、
この決定には日本のホテルも含まれる
との回答でした。
2025年を目標に長期的な取組をしていくとのことです。
「ほぼ100カ国に存在するグローバリ企業として、私たちは持続可能の食品を長太することにより、実質的でプラスの影響を生乱す大きな機会を得ました。
ケージフリー卵を提供する中で私たちが作る長期的コミットメントは、これについての更なる証拠を提供し、責任あるビジネスアジェンダの非常に重要な追加です。
パートナーと協力し、ケージフリー卵の可用性を向上させるために世界中のサプライチェーンを奨励することができることを楽しみにしています。それでこそ私たちのホテルは私たちの野心を満たすことができます。」
このように、IHG の企業責任、環境持続可能性担当 副社長ポール・スナイダー氏は述べています。
先日の世界最大食品フードサービス会社コンパスグループのケージフリー発表も日本拠点を含むものでした。
https://www.hopeforanimals.org/animals/tamago/00/id=481
外圧やこのような良心的な企業の取組みに押され、日本もいつまでもケージ飼育という非人道的で前時代的なやり方を続けるわけにはいかなくなりそうです。
(動画は、日本の採卵養鶏場です。)