LOADING

Type to search

ベジタリアンになったからといって、いったいどうなのだ?と思われる方もいるかもしれません。
でもベジタリアンにはすばらしい「断肉効果」があります。

下記は断肉効果を体験した方のメモ書きです。

「断肉から一ヶ月」
http://puppy.nsf.jp/rakugaki/danniku/dan-niku.html

断肉から一ヶ月

断肉から一ケ月 動物の肉を喰らうことを断ってから今日で1ヶ月以上が経過した。
断肉をしたのは、いわゆる健康のためなどでは無く、自分の心情と懺悔を実行する意味からなので
惜しがることなどミジンも無く、むしろ毎日が清々しい。
しかし、悩ミソや心はそれで納得したとしても、胃や腸や肝臓、膵臓はどうなんでしょう?
いままでの60年間、しっかり染み付いた肉食という食習慣がある日、
突然に打ち切られてしまって胃や腸に送られてこない。
これまで、その獣肉をなんとか消化してやろうと頑張ってきた胃液や膵液たちの戸惑い・・・。
「あれぇ~っ、毎日毎日暇だな、俺たちの仕事はもう無いのけ?」って、
ボヤイていることが手に取るように分かるわ。
医食同源、60年もの間、馴染み付いたある特定の食材だけが突然供給されなくなれば、
当然のこと、その人のカラダには「その結果」というものが現れるのは道理というものだが、
ボクが断肉を決断したときは、「その結果」にまではまったく想像が付いていかなかった。
ただただ、あまりに動物たちの命を軽んじていることに激しく憤っただけ!
もちろん、その結果にある劇的な変化を生ずるようなことが起きるのであれば、情報として
いろいろなところで取り上げられているであろうから、ボクにだって知る手立てはあろうはずだが、
そんな情報は知ることも無く実行してしまった次第である。
で、ひと月が経過し、確実にある変化が3つ4つ生じてきたので
自分用のメモとしての意味も含めて、ここに書き留めておくことにした。

その1:
最初に気付いたのは睡眠時についてのこと。おおよそ55歳前後あたりだったろうか、
その頃からほぼ今日までの9年間夜間頻尿ぎみになり、朝の起床までに必ず2~3回トイレに通う状態だった。
それが断肉を初めて1週間目くらいの日から、朝の起床まで1度もトイレに目覚めること無く
気持よく寝ていられるようになったのである。これは自分にとっては素晴らしいことで、
朝の目覚めのなんと気持ちのよいことか!そうだ、若い頃はこういう「ぐっすり寝たなぁ~」の
快眠だったんだよね、その快感がまた味わえるようになった。
ボクには医学的な知識などまるで無いので、このことと肉食を止めたことの関連などはさっぱり分からないが、
きょうまで3週間くらい同じ調子が続いているので膀胱とかに何かの変化が起きているのかもしれない。

その2:
ホントはこのことに一番最初に気付くことだったのかもしれないが、いかんせん鈍感な男なので
つい1週間ほど前に気付いたことだ。
尾籠な話で申し訳ないが、にんげん、生きてゆくためには大切なことなので
書かせてもらうが、それは排泄についてのこと。
まずは、すぐに排便が順調でスムースになったことは分かったのだが、これはきっと野菜を多食していることで
食物繊維を多く摂るようになったためだと簡単に考えていた。
ボクが更なる異変に気付いたのはその臭いについてである。
ちょっと極端な表現になるが現在のボクの排便はほとんど臭いがしなくなった。
もっと精密に言えば「いやな臭い」がしなくなったというべきか・・・いわゆるウンコ臭がしないのである。
それでも排便の後に便器に鼻を寄せてしっかり嗅いでみると(実際にやってみた)微かには臭うが不快な
臭いではない。臭いを文字で表現する力が無いので悔しいのだが、
いちばん近いのが馬糞を1/10くらいに薄めた感じの臭いと言うのが適当だろうか。
とにかく、トイレ室内が臭気で充満というようなことが無くなってしまった。
それと、そのときにまじまじとおのが排出したモノを見つめたが、太さや形が理想的なのはもちろんのこと、
色がいままでのものとは全然違っていた。
色が薄いのである、茶色系がうんと薄くなり、緑がかかってほとんど黄土色になっている。
便色は食べたのもの影響を受けるので、この色が「常態」かどうかは分からないので、
しばらく観察してみることにしよう。

その3:
これも排便関係だけど、いままで少し気にやんでいたオシッコの出方に変化が!
これまた、最近になって気付いたのだが明らかに尿道の通りが向上したのか
オシッコの勢いがこれまでとはぜんぜん違う。いわゆる、昔の出方に戻ってる。
いままでは、駅のトイレなどでも発射までに少しインターバルがあったりして、
後ろに並んだ人のため息など気になっていたのだが、現在は、便器の前に立てばすぐに発射出来るし、
勢いも「音が出る」くらいに向上している。この変化はなんだか若さが帰ってきたようでチト嬉しい・・・

その4:
空腹感のメリハリが明瞭になっている。
これまでは、食事時が近づくと何となく「あぁ~、お腹へってんのかな・・・」というような
曖昧なサインしか脳が送ってこなかったが、いまは、朝・昼・夜とハッキリ「腹減ったぁ~!」の
サインを出してくる。若い頃のあの腹減った感が戻ってきた感じね。
この感覚は、そうとうに長いこと忘れていた感覚だ。夕食など、都合で8時とか9時頃になったときなど
「腹の虫」が鳴いたりもする。この虫の鳴声を何年ぶりに聞いたろうか、
もう思い出せないほど昔のことになっていた。

と、いまのところ自覚できている「症状」をいくつかメモしてみたが、
これらの症状が肉を一切絶ったことと相関しているのかは確定できないが
ただ肉食を止めると必然的に油脂分の摂取が劇的に減るのでボクの感覚としては
どうも関連があるような気がしてならない。
この先もたぶんもっといろいろと変わったことが起きるんだろうね、
その際はまた書き足していきましょう。
しかし、断肉をするというのは、面倒なことも結構あって、
一番大変なのがいままで蓄積してきた料理のレシピが90%くらいがパァ~になるのだ。
少しでも肉をつかっている料理はすべてオシャカ!
簡単な肉じゃがやカレーですらアウトなのだ。
さらに困るのが外での食事。とくに昼食は外食になる機会が多く、その際がとっても大変。
いままでは気軽に吉牛や眼についたラーメン屋さんに飛び込んでいたが、これら全部アウト!
牛丼なんてもってのほかだし、中華も出汁が基本的に鶏とブタなので全部アウトなのだ。
なので、必死に日本そば屋さんを探すはめになる。それでも見つからない時はコンビニに飛び込んで
ピーンツバター塗ったコッペパンと午後の紅茶を買って、公園のベンチでひとり寂しくレジ袋を開くのである。
それでも動物を食わないことによる心の安寧と充実した気持ちで、
見上げた空の青さはものすごくクリアーに見える。

さて、この先、半年たち、一年が過ぎてどんな変化が発するのか想像すら出来ないが
もう死ぬまで肉を食わないことだけは確かなので、更なる変化が生じるたびに
メモだけはしておくことにしましょう。

メモ書き以上。

さあ、れっつ断肉
このすばらしい体験をあなたもぜひ!

Tags:

You Might also Like

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

暴力的または攻撃的な内容が含まれる場合は投稿できません

SHARE