地球温暖化：温室効果ガスと畜産

一人当たりの温室効果ガス排出量

The carbon foodprint of 5 diets compared shrinkthatfootprint

ベジタリアンは肉が好きな人の約1/2、
ＶＥＧＡＮだとさらに温室効果ガス排出量は低い、となっています。

温室効果ガス排出量－植物性食品と動物性食品の比較

World Resources Institute 2016″ SHIFTING DIETS FOR A SUSTAINABLE FOOD FUTURE”

動物性食品は植物性食品よりも多くの土地と水を使用し、より多くの温室効果ガスを排出していることが分かります。

人間に起因する二酸化炭素の5分の1は、畜産業によるもの

過去30年間で、二酸化炭素の量は30%増加しています。人間に起因する二酸化炭素増加の5分の１は、畜産業によるものだといわれています。分かりやすい例で二酸化炭素の排出量を比較してみると、

1. 平均的な車を一日運転すると３ｋｇ
2. ハンバーガー1個分の牛肉の生産に必要なコスタリカの熱帯雨林を伐採して焼き払うと７５ｋｇ

このように畜産に伴う排出量は莫大な量になっています。
こういった状況を受けて、各地域で肉食を減らそうというミートフリーマンデー運動がはじまっています。
2017年11月6日から開催された地球温暖化対策の国連会議「ＣＯＰ２３」で提供されてる食事も、その60%がベジタリアン食です*。

地球温暖化防止に必要なことは、節電だけではありません。もっと簡単な方法、つまり肉を控えることで地球を守ることができます。

*ARTICLE / 01 NOV, 2017 A Taste of Sustainability – Food and Catering at COP23