アニマルライツセンターは2016年から毎年一回、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行っています。
2022年度も調査を実施しましたので、結果を報告します。
質問は次の10項目です。
今年は過去最高の認知度が見受けられました。
【調査名】畜産動物(肉・卵・乳)に関するアンケート
【調査主体】認定NPO法人アニマルライツセンター
【調査期間】2022/3/16~2022/3/17
【有効回答数】1,214
【調査設計】 手法:インターネット調査(ネットモニター)
【調査地域】全国
【対象者条件】ネットモニターうち、15才以上男女を対象
本調査データはページ下部からダウンロードできます。
アニマルライツセンター出典である旨をご記載の上、ご自由にご使用ください。
乳牛に関してはあまり変化がありませんでしたが、その他すべての質問に関しては認知度が平均1.5%ほど上がったようです。
2022年調査 年齢別全質問の認知度平均
毎年、10~20代が最も認知度が高いという傾向があります。今年もそれは変わりませんでした。
今年は去年と比べて、特に20代~40代にかけて認知度が上がったようです。
若い人ほど認知度が高いことから、今後認知度は上がっていくことが推測されます。
しかし、依然として畜産動物の実態について約8割の人が「何も知らない」という状況にあります。
今年は10代の認知度が上がりませんでしたが、これからの若い世代は特に大事なので、学生などへの啓発に力を入れて行きたいです。
*認定NPO法人アニマルライツセンター(http://www.arcj.org)の出典である旨をご記載の上、ご自由にご使用ください。
グラフ付シート
元データ
大変有益な調査ありがとうございました。「2016-2022推移 畜産動物に関する認知度」のリンク先が違う記事につながっているようなので、ご確認お願いします。