いい取り組みをする生産者が評価され、向上心のない生産者は淘汰されていく、そういう畜産にしなければ、最底辺で苦しむ動物をなくせません。
企業にも生産者にも言い訳をさせないためにも、動物の苦しみを緩和させることを目的にした国からの補助金が必要です。
アニマルライツセンターのボランティア組織は複数のプロジェクトを運営しています。さまざまな活動をする中で、国からの補助金が必要であるというひとつのコンセンサスが生まれました。そうでなければ、動物たちの苦しみが減った社会が、2030年、2040年、全く実現しないという悪夢のような予測がたつからです。しかも、日本でだけ。世界はそうではないのです。日本に欠けているのは、国の積極的な姿勢です。
これが実現されれば、動物の苦しみを減らし、アニマルウェルフェアを向上させる意欲のある生産者は、取り組みを形にすることができるようになるでしょう。畜産物を調達する企業が「国が動けばね・・・」という言い訳をすることもなくなるでしょう。
まずは、市民の声で、食糧システムをひとつひとつ、変えていきましょう。
まずは、署名してください。そしてこの署名を周りに広げてください。