アニマルライツセンターが立ち上げている署名「私たちの食べる卵を産む鶏を苦しい檻に閉じ込めないでください」に、2018年6月18日現在で16,350人の署名が集まっています。
この署名は、鶏を狭いケージに閉じ込めて生産した卵から平飼いや放牧の卵への移行を、企業や国に訴えるためのものです。
以下に署名提出状況を報告させていただきます。企業にはケージフリー移行のお願いのため面会を申し込んだり、署名と卵のケージフリーの動向についてまとめた資料を受け取ってもらえるようお願いしています。(2017年10月までの署名提出状況はこちらから)
署名の数が多く集まるほど力は大きくなり、企業にとっても無視できないものになるはずです。引き続き、署名の周知にご協力をよろしくお願いいたします。
「卵の仕入れが別の会社である」「本社が決定しているのではない」などの理由で、卵のケージフリーへの変更について責任逃れともとれる反応をされます。しかし、それは本当でしょうか。購入する側にはなんの食材を使うかの決定権があるはずです。
引き続き、ケージフリーへの働きかけ、移行に際してのアニマルウェルフェアの情報提供を続けていきます。
企業によっては、お問い合わせをしても返事をもらえない企業もいくつもあります。
また、お返事をいただけても、署名と資料の提出はお断りという場合もあります。市民16,000人以上の声が集まった署名を受け取り中身を見てもらうことすらできないというのは残念だと感じます。
しかし、中には「アニマルウェルフェアの問題は考えなければいけないと思っていた。ぜひ話を聞きたい」と前向きな反応をしてくださる大手企業もありました。
このように企業がアニマルウェルフェアの重要性を認識し始めているのは、私たち市民の声が大きくなってきているからだと思います。
しかし、もっともっと大きな声が必要です。ぜひ、企業にケージ卵を使用しないでほしいと声を届けてください。鶏のケージ飼育の悲惨な現状についてより多くの人に伝えてください。
引き続き、署名にご協力をお願いします。
「私たちの食べる卵を産む鶏を苦しい檻に閉じ込めないでください」
また、東京オリンピック・パラリンピックで、バタリーケージの卵が使用されることが分かっています。こちらも署名にご協力をお願いします。