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卵のケージフリーを求める署名 提出状況(8月下旬~9月)

署名「私たちの食べる卵を産む鶏を苦しい檻に閉じ込めないでください」を引き続き卵を使用している企業に提出し、ケージフリーの卵への切り替えや、企業としてのアニマルウェルフェアへの取り組みをお願いしています。署名には2018年9月28日の時点で17221人分が集まっています。ケージの卵の問題点はこちらから

以下に、署名を提出させていただけるようお願いした企業・アニマルウェルフェアの政策について問い合わせをした企業の対応状況を掲載いたします。

森永製菓株式会社
資料と署名を提出させていただき、意見交換の際はメモを取りながら熱心にお話を聞いてくださいました。今現在ではアニマルウェルフェアの取り組みは無いそうですが、考えていかなければならないと認識始めたところであるとお話しされていました。今何かを約束できるという段階ではありませんが、調達部などにもお話を伝えてくださるそうです。

江崎グリコ株式会社
署名と資料を提出させていただきました。

ケンコーマヨネーズ株式会社
資料と署名を提出させていただきました。

株式会社ニチレイ
意見交換をさせていただきました。ニチレイフレッシュでは鶏肉の生産も行われていますが、中でもFAチキンは抗生物質薬剤耐性菌について言及し、抗生物質不使用で、ブラジル産です。ブラジルのブロイラーの飼育場は日本のブロイラーの飼育場より平均的にアニマルウェルフェアが高いため、抗生物質フリーの実現もたしかに可能であると思われます。

日本ケロッグ合同会社
ケロッグは2025年までにケージフリーと、妊娠ストール廃止の政策を発表しています。  これらの政策が日本のケロッグにも適応されるのか確認したところ、本社の政策は日本のケロッグにも関係しているが、日本のケロッグでは卵と豚肉を取り扱っていないとの回答をいただきました。

ダノンジャパン株式会社
ダノン本社はケージフリーの政策を発表しており、他にも乳牛や豚などのアニマルウェルフェアに関する政策も発表しています。
ダノンジャパンにこれらの政策が日本にも適応されるか確認したところ、日本のダノンでは卵と豚肉を使用していないとのことでした。
乳牛に関しては、本社の出している政策は全世界で共有・理解しているとのことでしたが、日本では状況が違うので具体的にはアクションできていないとのことでした。

株式会社モスフードサービス
署名はお断りで、資料のみ提出させていただきました。ケージフリー卵の使用については、量的、価格的に安定した供給体制の実現を前提に、企業として事業を継続できる可能性を探っていきたいとの回答をいただきました。

明治ホールディングス株式会社
署名はお断りで、資料のみ提出させていただきました。

モロゾフ株式会社
プリンや焼き菓子などを販売しています。資料・署名の提出をお断りされました。

大塚製薬株式会社
医薬品の他に、卵を使用したカロリーメイトを販売しています。資料・署名の提出をお断りされました。

署名の提出や意見交換を快く受け入れてくださる企業が増えてきているように感じます。特に大企業の間で企業としてアニマルウェルフェアに取り組む重要性を認識し始めている企業が増えてきていることが理由だと考えられます。
消費者からのイメージアップはもちろんのこと、投資などの面からもアニマルウェルフェアの取り組みを行うことは企業として重要事項になってきています。

参考記事
畜産のリスクを啓発する投資イニシアチブFAIRRの成長が半端ない
最低評価を獲得した日本企業。レベルの低さを再確認

アニマルライツセンターは今後も企業に向けてアニマルウェルフェアへの取り組みを求めていきます。

 

 

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