世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルが2025年までにケージフリーになることを発表しました!
マリオット・インターナショナル公式の記事はこちらからご覧ください。(英語)
ケージの卵の問題点はこちらからご覧ください。
マリオット・インターナショナルはザ・リッツ・カールトン、シェラトン、ウェスティンなど有名ホテルブランドを運営しています。日本にもマリオット・インターナショナルによる運営のホテルはたくさんあります。利用したことがある方も多いのではないでしょうか?
以下は今回の宣言の日本語訳です。
マリオット・インターナショナルにおけるケージフリー卵の使用
マリオット・インターナショナルは設立以来、責任のある運営に力を入れてきました。食べ物・製品のサプライチェーンにおいて安全を保ち責任を果たすために、アニマルウェルフェアが重要事項であるということを認識しています。マリオット・インターナショナルは2025年の終わりまでに、自社の所有する、運営する、もしくはフランチャイズを与える世界中のホテルで調達する卵(殻付き卵、液卵、卵製品)の100パーセントをケージフリーの卵にすることを約束します。
これは、私たちのServe 360による、持続可能性・社会的影響プラットフォームに示されている包括的な目標のうちの一つです。マリオット・インターナショナルは今回の約束に向けた進捗状況を報告していきます。特に、最新のServe 360の報告書の中では、マリオット・インターナショナルによって運営されているコートヤードというブランドのホテルで75パーセント以上の卵がケージフリーの卵だったという進捗を報告しています。今後もServe 360の報告書の中で、進捗状況を毎年公表していきます。私たちはさらに、今回の目標と主要な進捗状況について、2019年から複数の言語で公表していきます。
この政策は30のブランドから成る6700ものホテルに影響があり、絶え間ない努力が必要とされます。私たちはこの目標を達成するために、供給元、パートナー企業と密接に連携していきます。
世界中のホテルに適応される政策とのことですが念のため日本も含まれるかという消費者からの問い合わせに対し、日本も2025年までにはケージフリーになると回答しています。
※アニマルライツセンターへの日本支部からのご回答はまだ頂けていません。また日本語での目標の発表はまだ行われていません。
また、マリオットのホテルではヴィーガン対応、アレルギー対応もできるそうですのでご予約時に確認を。
マリオット・インターナショナルはホテルチェーンとしては世界最大で、日本にも運営されているホテルが多くあります。今回のケージフリーの政策によって多くの鶏たちが残酷なケージ飼育の運命から逃れることができるのではないでしょうか。
他のホテル系企業にも後に続いてもらえるよう、アニマルライツセンターは今後も働きかけを続けていきます。