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「鶏が生き生きとした日々を送ること」を大切にしている「むらたま」はケージフリー

「鶏が生き生きとした日々を送ること」を大切にしている、長野県高山村の自然養鶏「むらたま」オーナー自らが放牧飼育で育てた鶏の卵や、プリンの販売をしています。この度、アニマルライツセンターのケージフリー運動に全面的に賛同し、ケージフリー宣言のメッセージをお寄せくださいました。

 

 

循環する自然養鶏「高山村の平飼い卵」むらたま は、ケージフリー運動に賛同いたします。今までも、これからも、販売する卵(加工品のプリン、玄米フィナンシェ含む)は全てケージフリーです。

むらたまは、鶏100羽、ヒト1人の小さな養鶏場です。

おかげさまで、信州高山村はじめ地域の皆様の応援・ご協力をいただき、理想とする養鶏が実現しました。

ヒヨコから育てた鶏たちは皆、我が子のようなもの。野菜嫌いなトリ、平和主義なトリ、産んだ産んだ!と知らせるトリ、抱っこ大好きなトリなど、性格も色々、鶏達との暮らしを楽しむ毎日です。

ただ、大きな問題がふたつあります。

まずは価格問題。
平飼いはどうしても手がかかり、そのぶん高価格になります。
それを消費者の方々に理解していただくのも仕事となり、ますます忙しくなります。これでは、平飼い養鶏を志す人が増えません。
諸外国では、価格を抑えた平飼い卵が流通し、歓迎されています。これは公的補助が入っているためで、おかげで養鶏家は、安心して鶏の世話に専念することができます。政治家の方々に、ぜひ取り組んでいただきたい問題です。

次に、命のこと。
生業であるからには鶏を入れ替えていかなければなりません。通常の採卵鶏は1〜2年で廃鶏となりますが、できることなら生かしたい。

そこで、むらたまでは、庭先養鶏として飼ってくださる里親を募集することにしました。(一世代前のトリ達20羽は、すべて里親さんに引き取られ、幸せに暮らしています)

現在の100羽は、この春から秋(1歳半〜2歳)にかけて譲渡します。みんな人懐っこいトリ達です。ご連絡お待ちしています。

ささやかな取り組みではありますが、庭先養鶏が広まることで、日本の現状への問題意識も、さざなみのように広がっていけばいいなと願っています。”

むらたまは自社のsnsでも、アニマルウェルフェアや平飼い養鶏について積極的に発信されています。元気いっぱいの鶏の写真や、ご連絡はこちらから。

※鶏を飼育される方は、土や自然がある場所での放牧ができること、外敵が入らない2重の柵があること、夜は必ず屋内にはいること、暑さや寒さを防ぐことができること、殺さないこと(食べないこと)、とまり木、巣箱、砂浴び場、突く素材、遊んだり運動するために十分なスペースが必要など、人道的に飼育できる必要があります。

ケージ飼育で育てられた鶏は、採卵率が落ちるのも早く、通常1〜2歳で廃鶏となりますが、むらたまで健康的に育てられた鶏は、2歳になっても採卵率はほぼ変わらないとのことです。

むらたまではヒヨコから飼育をしている .

デビーク(クチバシの先端を切る処理)も行っていない

 

満腹になると羽繕いが始まる

大好きな砂浴びの様子

冬用のエサ、干し大根葉作り中につまみ食い

産卵箱に仲良しの2羽

桑の木陰で涼む夏

 

バタリーケージとの違いは一目瞭然

 アキタフーズもつかうウィンドレス鶏舎

あなたの企業やお店も、動物に優しいアニマルウェルフェアの取り組みを始めませんか?

ケージフリー宣言企業一覧はこちら

 

 

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