神奈川県藤沢市にある、プラスチックフリーのお店「エコストア パパラギ」が、ケージフリー宣言をしてくださいました。
エコストアパパラギで販売している卵は、すでに平飼い卵ですが、今後もケージ飼育の卵を取り扱うことはないと約束してくださいました。
「ケージフリー宣言」とは、自社で使用している卵を、全てケージフリー(平飼いや放牧)のものに切り替える、または、現在すでにケージフリーの卵を使っている店では、これからもケージフリーの卵だけを使い続けると消費者に約束することです。
数年前からケージフリー宣言をする企業が急激に増えており、国内だけでもケージフリー宣言をした企業は150社を超えました。
(※日本のケージフリー企業一覧はこちら)
エコストアパパラギは、プロダイバーで環境活動家の武本匡弘さんが、ダイバー仲間と始められたお店です。その背景には、「陸での生活スタイルを変えれば、人も海も地球も元気を取り戻せるかもしれない」との想いがあったそうです。
お店では、人と地球に優しい社会を目指して、プラスチック製品の販売や、プラ包装などは一切おこなわず、オーガニックやヴィーガンの食品を中心に販売しています。
ケージフリーの卵だけを取り扱う理由について、店長の武本晃彦さんが以下のように話してくださいました。
お店のコンセプトとして“持続可能な農業・畜産業を応援したい”という想いがあります。
循環可能な農業・畜産業を続けていくには、化学肥料や農薬・抗生剤に頼らないというのが必須です。
鶏たちが薬に頼らず、自分たちで健康を保つことができる平飼い飼育という方法。
その卵を選ぶことは、私たちにとって必然的なことでした。
ケージ飼育の実態が明らかになるにつれ、ケージの卵を避ける人は年々増えています。(「バタリーケージの卵を食べたくない!」賛同団体一覧)
「ケージ飼育があまりにも残酷であるから」と言った理由で、平飼い卵を選ぶ人も多くいます。
しかし、ケージ卵を嫌う理由はそれだけではありません。
じつは、平飼い卵のように、アニマルウェルフェアに配慮した商品の方が、動物たちが病気になりにくく、動物への薬剤使用量が少なく済むことがわかっています。むしろ自身の健康や、環境のことを考え、アニマルウェルフェアに配慮した商品を選ぶ人も増えてきているのです。
たとえば昨今では、企業のサステイナブルやエシカルといった取り組みが必要不可欠とされ、消費者もその動向を注視しています。ケージ飼育のように、動物たちを集約飼育し、薬剤をたくさん使う工場畜産のあり方は、持続可能とは全くいえません。
これからの社会に求められる企業というのは、人間だけでなく、動物や環境にも優しい取り組みをしている会社です。
世界ではケージフリーが当たり前の流れになっています。
あなたのお店、会社も世界の「脱ケージ飼育」の潮流にのって、ケージフリーへの切り替えを始めませんか?
※アニマルライツセンターはアニマルウェルフェアを推進する、唯一の動物保護団体として、企業のケージフリー移行のサポートをしています。
今後の企業の発展に、サステイナブルな取り組みが欠かせないといわれる現代、適切なアニマルウェルフェアのお取り組み始められたい企業様はアニマルライツセンターまでお問い合わせください。
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日本のケージ飼育の鶏