沖縄宮古島と東京で店舗を展開する株式会社リッコジェラートは、
アイス好きを飽きさせない、さまざまな味の展開で人気があります。
正確なアレルゲン表示も魅力のひとつで、乳や卵を使わないアイスの種類も豊富です。
オンラインストア販売もあるので利用されている方も多いとおもいますが、あらためて問い合わせをすると、アイス以外の商品においても、平飼い卵が使用されていることを確認しました。
(株)リッコジェラート代表取締役前納豊さんは
手間はかかっても安全でおいしいものを消費者に食べてほしいと願っている
と言います。
平飼いで鶏を飼育することはケージ飼育よりコストがかかるかもしれませんが、やさしい食べ物を作るためには、手間や時間を惜しんではいけないと前納さんは考えています。
リッコジェラートは、飼育方法にも配慮する「カッコイイ」生産者を厳選して、原材料を調達し、消費者に提供する。
そうすることで消費者に良いイメージが伝わり、企業も潤うという考えかたです。
アイスのような「おやつ」とは、本来、口にすることで、わたしたちの生活が、より楽しく幸せになるものです。
けれども残念なことに、コストダウンのために鶏たちを暗く狭苦しいケージに閉じ込めて、痛ましい犠牲を強いる生産方法から生まれた、悲しみにあふれたスイーツが蔓延しています。
そのスイーツに使われている卵が、苦しんで産卵し続け死んでいく鶏から産まれたものだと知ったら、
そのようなおやつを食べて、わたしたちは本当に幸せな気持ちになれるでしょうか?
パッケージで体や環境にやさしいスイーツと宣伝されていても、平飼いや放牧の卵が使われていなければ、鶏たちが苦しんで産卵した卵が使われているということです。
卵を使ったおやつを食べるなら、鶏たちに苦しみを強いない平飼い卵を使用したおやつを選んでください。