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盛岡洋食りんご屋、築地リムクラッソはケージフリー

盛岡洋食りんご屋、築地リムクラッソはケージフリー

岩手県盛岡市にある「盛岡洋食りんご屋」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。

以下はオーナーの方のお話しです。

うちは平飼い飼育の鶏を屠殺しないで老衰まで終生飼育しています。普通は2年程で殺してしまいますがうちの鶏は5、6年生きるので幸せなのではないかと思います。今の日本の畜産はぎゅうぎゅう詰めで飼育するから動物が病気になりやすく、抗生物質やホルモン剤を使わないといけないのだと思います。飼料も飼い方も自然にする方が、動物のストレスが少なくて良いと思います。

こちらのお店は豚肉は長谷川自然牧場の放牧のものを使っていて、牛乳も以前は放牧のものを仕入れていました。(今はコロナでしていない)水や塩も自然なものを使うようにしているそうです。

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岩手県盛岡市にある「築地リムクラッソ」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。

こちらは自然栽培の野菜を中心としたデリバリースーパーで、扱っている卵はすべて平飼いです。

扱う卵が平飼い卵だけのスーパーはなかなか無いので、今後、日本のスーパーが平飼いに切り替える参考となります。

両店舗ともとても快くケージフリーに賛同くださいました。

ケージ飼育とは?

日本の卵の一般的な飼育方法であるケージ飼育では、生産性を重視するため鶏をカゴに詰め込み、過密飼育をします。そのため、運動不足も加え鶏は病気になりやすく、薬剤などを用いて病気の蔓延を防ぎます。

日本の90パーセント以上の農家がケージ飼育です。

ケージ飼育の鶏

一方で、平飼いという、鶏が自由に歩き回れるケージフリーな飼育をとっている養鶏場も日本では少数ですがあります。

平飼いの鶏   (今回紹介したお店が卵を調達している農家ではありません。別の平飼い農家です)

世界ではケージ飼育の廃止が進んでおり、現段階で日本のアニマルウェルフェアはだいぶ遅れを取っています。

ケージの中で搾取され続け、動けないまま一生を終える鶏を減らすために出来る簡単なことは、消費者の皆さんがケージ飼育の卵をやめ、買うとしたら平飼いを選ぶか、鶏のためを思い卵の消費を無くしていくことです。

現状を知った人が、今日から人道的でエシカルな選択をしていくことが、持続可能な未来に繋がります。

その他のケージフリー企業・お店の一覧はこちら

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