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Saladstop!(サラダストップ)はシンガポールに本部を持つ健康的な食事を提供するサラダのチェーン店です。シンガポールに15店舗、フィリピンに9店舗がある他、日本でも表参道、六本木などで4店舗が展開されています。

サラダストップが2025年までに日本も含めた世界中の全ての拠点でケージフリーになるというHUMANE SOCIETY INTERNATIONALによる発表をうけて、サラダストップを日本で運営している株式会社フジオフードシステムと、サラダストップのシンガポールの本社に確認しました。

株式会社フジオフードシステムからは、

「2025年までにケージフリーは検討中で、ケージフリーになる予定である。確定はしていない。確定したらホームページに載せることも検討する。コストとのバランスもある。」

といった趣旨の回答を得ました。2025年までに日本の店舗でもケージフリーになるということはまだ決定事項ではないといった印象をうける回答だったので、シンガポールの本社にも確認しました。

本社からは、

「サラダストップの世界中の全ての店舗が2025年までにケージフリーの卵を使用するようになりますのでご安心ください。」

との回答を得ました。

総合的に判断して、サラダストップは日本の店舗でも2025年までにケージフリーになると考えられます。
本社には、日本のサラダストップにもう一度ケージフリーのポリシーを伝達した方が良いのではないかということを伝え、またケージフリー卵を扱う企業についての情報提供を行いました。日本語のWEBサイトにもケージフリー宣言が掲載されることを期待します。

ケージフリーの流れは強くなっています

ケージフリー宣言をする企業、アニマルウェルフェアの政策を持つ企業が世界中で増えてきていますが、日本の企業もケージフリー宣言をする企業が出てきています。
以下は、日本でケージフリーを目指している企業・ブランド一覧です。

西洋フード・コンパスグループ(2025年まで)

インターコンチネンタルホテルグループ(2025年まで)

ネスレ日本株式会社(2025年まで)

ユニリーバ・ジャパン(2025年まで)

アコーホテル(グローバルのポリシーに従う)

saladstop!(2025年まで)

日本でも近年アニマルウェルフェアの重要性がより認識されるようになってきており、ケージフリー宣言をする企業、アニマルウェルフェアの政策を持つ企業が今後日本でも増えていくことが予測されます。
企業は世界の動向を観察し動物への配慮もCSRに含めていかなければ、今後世界の流れに追いついていくことができず競争力を失ってしまうかもしれません。

良心あるこれらの企業に続き、より多くの企業がアニマルウェルフェアの取り組みをしていくよう、アニマルライツセンターは今後も働きかけを続けていきます。

 

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