このキャンペーンは成功しスターバックスは2020年から日本を含めケージフリーになります。ただしライセンス契約のみの国は含まれません。詳細はこちらから
【署名】
スターバックスさん:鶏の虐待的飼育方法を中止してください
→署名はこちら(https://goo.gl/1JoF7c)から。
スターバックスのサプライチェーンで苦しんでいる鶏たちを救うため、署名にご協力ください。今回のキャンペーンは世界中で一斉に行われているものです。2018年4月26日現在で、署名を開始してから1週間で3万名以上の署名が世界中から集まっています。
しかし、まだまだより大きな力が必要です。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
多くの方がすでにご存知のように、採卵鶏のケージ飼育はとても残酷な飼育方法です。鶏たちはとても狭く不衛生なケージにぎゅうぎゅう詰めにされていて、翼を広げることや、自由に動き回ることができません。他の鶏に押しつぶされて死んでしまう鶏や、ケージに体の一部が挟まって骨折する鶏もいます。鶏一羽に対して、iPad一枚ほどのスペースしか与えられていません。このように悲惨な環境では、鶏たちは鶏にとって本来自然で、大切である行動を取ることができません。
そのような理由から、世界中で250以上の企業がケージ飼育を廃止しています。ジェネラル・ミルズ、ユニリーバ、リドル、アルディ、ウィンダムワールドワイド、アラマーク、ソデクソ、モンデリーズなどの国際的な大企業がケージ飼育を廃止すると発表しています。ケージフリーの動きは日本でも始まっています。ネスレ、インターコンチネンタルホテルズ、コンパス・グループは、日本も含めてケージ飼育を廃止すると発表しています。
北アメリカとEUのスターバックスは既にケージフリーの政策を発表しています。しかし、日本も含めたその他の国々ではケージフリーについての政策が発表されていないのです。つまり、日本のスターバックスで卵を使用した商品(キッシュやサンドウィッチ、ラップサンド、ケーキなど)を購入する時、その卵は鶏を狭いケージの中に閉じ込め、苦しめて生産した卵の可能性が高いのです。
動物福祉の観点から北アメリカやEUでは廃止の政策が出されている飼育方法を、日本を含めたほかの国では続けて良いということはありません。
スターバックスは世界で最も大きなコーヒーチェーンであり、世界で3番目に大きな飲食店チェーンです。スターバックスのような世界に大きな影響力を持つ企業には、残酷なケージ飼育は一刻も早くやめて、動物福祉の面でも世界をリードしていってほしいと考えています。
今回のキャンペーンは、Open Wing Alliance(オープンウィングアライアンス)というケージ飼育廃止のための国際的な連盟によって行われています。Open Wing Allianceにはアフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、オセアニア、南アメリカから50以上の動物保護団体が参加しており、アニマルライツセンターもその一員です。
キャンペーンは、4月21日に行われたチェコ共和国プラハ市内のスターバックス前の抗議デモから始まりました。Open Wing Allianceのメンバー団体が世界39か国から40団体も参加し、人数としては100人以上の活動家が参加しました。
抗議デモの後も、Open Wing Allianceのメンバー団体は自国に戻ってキャンペーンを続けています。世界中の動物保護活動家たちが力を合わせてスターバックスに働きかけ、ケージフリーの政策を発表するようプレッシャーをかけ続けています。
今回のキャンペーンでスターバックスに求めているのは、以下の3点です。
スターバックスに、日本を含めたすべての国でケージフリーの政策を発表してもらうためには皆さまの力が必要です。
署名へのご協力と周知をどうぞよろしくお願いいたします。
世界中の動物を思いやる仲間たちと力を合わせて、スターバックスのサプライチェーンで苦しんでいる鶏たちを救いましょう!
アニマルウェルフェアの考えは素晴らしいと思うが、特定の企業に絞って攻撃した明確な理由がなく、多企業に対する見せしめのように感じました。諸外国は知りませんが、日本においてスターバックスが特別ひどいことをしているわけではなく、多くの鶏舎で同じような手法で鶏卵が生産されているはずです。
それなのにスターバックスを集中攻撃するのは、海外の運動に乗っかっているだけで、根本的な問題解決になっていないように思います。