東京五輪の選手村や会場で使用される畜産物、アニマルウェルフェアのレベルが下がることがメディアでも指摘されています。中にははっきりと課題であることや、不充分であることを指摘するものもあります。
行政、オリンピック委員会は、現在までの所、とくになにも対応をする動きはありません。
しかし、このままで本当に良いのでしょうか。
東洋経済オンラインの中で細川教授が指摘しているように、世界から取り残されている日本の畜産業にとっても好機を自ら放棄している状態にあります。いずれ世界や賢い消費者は気が付きます。日本政府が言葉の上で掲げている”アニマルウェルフェア”が、世界レベルにはまったく遠くおよばないことに。ハリボテであることに。
http://www.arcj.org/tokyoolympiccruelty/JP/
日本のアニマルウェルフェアの遅れを指摘する記事。アニマルウェルフェアに取り組んで入るものの、そのレベルが低く、東京五輪で提供される畜産物のアニマルウェルフェアレベルが下がることを英語で報じました。
https://www.japantimes.co.jp/news/2018/01/11/national/olympic-athletes-unlikely-eat-free-range-eggs-2020-japans-farmers-way/#.WlzFAK5l_A8
動物福祉に関する記事のなかで、東京五輪について言及されています。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13264274.html
農水省がこの東京五輪に向けて作成した畜産JGAPとは?その評価は?欧米では?
世界のアニマルウェルフェアに追いつくためのせっかくの好機であるにも関わらず、現状のままではいけないのではないかと警鐘を鳴らしています。
「事業者をおもんぱかるあまりに改革の機会を逃し、社会の趨勢に遅れれば、むしろ産業は衰退する。遅すぎる決断にならないために対策を進めるべきだろう。」
http://toyokeizai.net/articles/-/197890
ALTERNET東京五輪で調達される畜産物のアニマルウェルフェアの低さを指摘しています。
https://www.alternet.org/animal-rights/2020-tokyo-olympics-committee-turning-blind-eye-animal-welfare-violations-japan
世界の家禽の業界紙 Poultry Worldが、日本の養鶏が動物保護団体により監視されていることを報じました。アニマルライツセンターのキャンペーンの内容に言及しています。
http://www.poultryworld.net/Health/Articles/2017/11/Japanese-poultry-industry-comes-under-scrutiny-211119E/
オリンピックのレガシーのあり方について報じています。
アニマルウェルフェアを取り入れた日本とイタリアの畜産を紹介。
時事通信がヨーロッパのアニマルウェルフェアの盛り上がりについてと、日本での取り組みがようやく始まってきたことを報じました。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040800462&g=eco
NHKのくらし☆解説の中で、解説員が東京五輪の食材調達の難しさ、なかでも畜産動物のアニマルウェルフェアが課題となっていることを伝えました。
「大変なのは畜産です。畜産の分野では動物にとっても快適な飼育環境の確保が求められているのです。」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/257631.html