札幌市中央区にある「福の樹」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。
こちらは、トマトをベースとしたラーメン屋さんで、ヴィーガンメニューもあります。
エシカル・ヴィーガンサイトHachidoryでの紹介→https://www.hachidory.com/restaurant/00/id=1101
以下はオーナーの方のお話しです。
私としては全てヴィーガンメニューにしたいですが、夏のメニューにのみ卵を使用しています。平飼いですが、卵の使用自体、今後減らしていきたいです。店内には動物に関するチラシを設置しています。ビーガンやベジタリアンがただの健康志向だと思う方が多いので、お客様自身が手に取って見ていただき、まずは知ることから…と思っています。私達が住んでいる地球のためにも。
※エッグスマート・・・卵の使用を減らすこと
東京都立川市にある「ほっこりかふぇ 」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。
ヴィーガンメニューが豊富なカフェで、店主の方もヴィーガンです。
エシカル・ヴィーガンサイトHachidoryでの紹介→https://www.hachidory.com/restaurant/00/?id=1284
卵は創建社の有精卵マヨネーズ(平飼い)でのみ使用されています。
両者のお店共に、とても快くケージフリーに賛同してくださいました。
日本の卵の一般的な飼育方法であるケージ飼育では、生産性を重視するため鶏をカゴに詰め込み、過密飼育をします。そのため、運動不足も加え鶏は病気になりやすく、薬剤などを用いて病気の蔓延を防ぎます。
日本の90パーセント以上の農家がケージ飼育です。
ケージ飼育の鶏
一方で、平飼いという、鶏が自由に歩き回れるケージフリーな飼育をとっている養鶏場も日本では少数ですがあります。
平飼いの鶏 (今回紹介したお店が卵を調達している農家ではありません。別の平飼い農家です)
世界ではケージ飼育の廃止が進んでおり、現段階で日本のアニマルウェルフェアはだいぶ遅れを取っています。
ケージの中で搾取され続け、動けないまま一生を終える鶏を減らすために出来る簡単なことは、消費者の皆さんがケージ飼育の卵をやめ、買うとしたら平飼いを選ぶか、鶏のためを思い卵の消費を無くしていくことです。
現状を知った人が、今日から人道的でエシカルな選択をしていくことが、持続可能な未来に繋がります。