肉用の子豚を産まされる母豚は、妊娠期間である16.5週間(115日程度)の期間、妊娠ストール(妊娠クレート)に拘束されている。出産の直前に分娩ストールに移動させられ、また拘束されたまま子供を産み、拘束されたまま21日間程 […]
2016年9月15日に、2025年までに全世界のケージフリー宣言をした世界最大の食品サービス会社コンパスグループですが、日本でも西洋フード・コンパスグループが以下のようにWEBサイト上に発表するに至りました。 西洋フード […]
赤い皮膚の鶏。2017年、日本で撮影された映像です。 真っ赤な皮膚になってしまう理由は、屠殺の際に首を切るのに失敗し、血が抜けず、生きたまま熱湯で茹でられたためです。 つまり、この写真に写っているのは、生きたまま熱湯で茹 […]
2020年の東京オリンピック・パラリンピック(以下東京オリンピック)では、これまでになく動物を苦しめるオリンピックになろうとしています。 今回東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が作成した「畜産物の調達基準 […]
2018年2月23日(金)の衆議院予算委員会第6分科会で、堀越啓仁(立憲民主党・市民クラブ)衆議院議員が、アニマルウェルフェアに関する質問を行ってくださいました。 動画をこちらで見ることができます。(14:00~) ht […]
東京オリンピック・パラリンピックの選手村や会場で提供される畜産物のアニマルウェルフェアが脅かされている状況を変えたいと、署名を行っています。 2017年12月14日、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競 […]
「アニマルウェルフェアの考え方に対応した家畜の飼養管理指針」に基づく飼養管理の実施状況について把握するため、 (公社)畜産技術協会が、同指針付録のチェックリスト(自己点検シート)を活用して2017年1月に行われた自己点検 […]
東京五輪の選手村や会場で使用される畜産物、アニマルウェルフェアのレベルが下がることがメディアでも指摘されています。中にははっきりと課題であることや、不充分であることを指摘するものもあります。 行政、オリンピック委員会は、 […]
日本も加盟しているOIE(世界動物保健機関)で、現在「アニマルウェルフェアと採卵鶏生産システム」のコードが検討されており、ドラフトが作成され、2017年12月に農林水産省から仮訳版がOIE連絡協議会の場で出されました。 […]
「と畜場での動物福祉の取り組みは行われていないというふうに言わざるをえない」 2017年12月5日、議論から抜け落ちている屠畜場を含めた畜産動物のアニマルウェルフェアに言及したのは僧侶であり衆議院議員である堀越啓仁議員。 […]
家畜の生産段階における衛生管理ガイドライン 2002年(平成14年)に策定された「家畜の生産段階における衛生管理ガイドライン」は、農場HACCP導入の前提となる飼養衛生管理の方法を畜種毎に一般的衛生管理マニュアルとして整 […]
エシカルな授業を行う高校として有名なお茶の水女子大学附属高等学校の2017年の文化祭【輝鏡祭】に、アニマルウェルフェアが登場します。 各企画には、エシカル要素マークが表示され、その中には他のエシカル消費に関連する問題とと […]
2017年9月12日、宮城県議会の一般質問にて、境 恒春(さかいつねはる)議員(みやぎ県民の声)からアニマルウェルフェアについて3点質問が行われました。境議員は以前にも犬や猫の里親探しのシステムづくりについて知事に求める […]
埼玉県にある丸一養鶏場には、エイビアリーの鶏舎が導入されています。エイビアリーとは、多段式のケージフリーシステムのことです。 国が推進する「アニマルウェルフェアの考え方に対応した採卵鶏の飼養管理指針」は、エイビアリーを次 […]
2017年7月、鹿児島県曽於市の山中にある放牧養鶏場「サテライツ」に見学に行ってきました。 「鶏に対して、礼節を忘れないようにしています。」サテライツ代表の川原嵩信さんはそう言います。 「鶏は体の小さな生き物です。 これ […]
2017年7月6日、日EU両首脳は、日EU経済連携協定(EPA)及び戦略的パートナーシップ協定(SPA)について大枠合意に達しました。 この交渉においては動物福祉も議論されています。 日EU経済連携協定(EPA)畜産動物 […]
GLOBAL. G.A.P.はアニマルウェルフェアを保証するものではない 欧州を中心に世界 100 カ国以上で実践されているGAPの世界標準であるGLOBAL. G.A.P.(グローバルGAP)は適正農業規範ですが、一般 […]
2017年6月14日、小川勝也参議院議員、篠原孝衆議院議員が呼びかけ人となり、アニマルウェルフェア(畜産動物の福祉)研究会の第1回目の会合が開かれました。 冒頭、小川議員は、これまで数度国会で日本のアニマルウェルフェアの […]
岩波書店から毎月発行される岩波ブックレット『世界』 2017年 06 月号に、畜産動物のアニマルウェルフェアについて掲載されました。 執筆者は環境ジャーナリストで東京都市大学教授の枝廣淳子氏です。 米国ポートランドにエシ […]
現在、EUと日本の貿易協定の交渉が進められている(追記:2019年2月の発効しました。詳細はコチラ)。 EUは畜産動物福祉を優先事項と位置付けており、その取り組みは日本よりもはるかに進んでいる。それはEU圏内にとどまらず […]