2021年度、生きたまま熱湯に入れて茹で殺された鶏の羽数が558,181羽であったことが、厚生労働省の統計データからわかった。この数字は前年に引き続き過去最高となっており、国内の食鳥処理場での失敗率は改善していないことを […]
2022年から開始した、動物の未来イニシアチブでは、畜産動物たちの未来を守る人材を育成するために、ファームアニマルウェルフェアを徹底的に学ぶための6回講座を開講します。 第2期では、基礎を学ぶとともに、企業がどのようにア […]
豚と牛の屠殺場では、日本でも基本的には気絶処理をしてから、首を切り失血死させます。しかし、この気絶処理は100%なされているわけではありません。失敗するからです。 気絶処理が正しく機能すれば、動物は最後の段階における苦痛 […]
2022年10月28日に岡山県と北海道で発生して以来、過去にないペースで発生が相次ぐ今季の鳥インフルエンザ。2023年1月9日の茨城県での発生により56事例約998万羽となり発生件数・殺処分数共に過去最多となった。(20 […]
動物への酷い扱いは、人への酷い扱いとつながっています。人があたりまえのように動物を殺し続ける習慣から抜け出さない限り、人は人も殺すことが正当化され続けるのです。 これは”非人間化”という心理が働くためです。他人を、自分と […]
日本において肉の消費量、特に鶏肉豚肉の消費量は過去60年上がり続けている*1。1960年、日本では牛肉はもちろん、鶏肉も食べられていなかったに等しい。鶏肉は1960年には1年間1人あたり0.8kgに過ぎない。1年で1羽に […]
その後、渋谷駅の前で街頭活動を行い、人間に支配されている動物の中でも犠牲数が桁違いに多く、苦しみの度合いも激しい、実験動物、毛皮動物、畜産動物の悲惨な現状を訴えました。休日だったこともあり、この日の渋谷は人通りが多く、た […]
気候危機の震源地のひとつは南米だ。人間の意志ひとつで止めることができるのに止めない森林破壊、生態系破壊のど真ん中であるためだ。西南極氷床の氷の融解を止める方法は複雑怪奇であるが、森林破壊だけは方法が明確なのだ。壊さなけれ […]
2022年11月30日、東京都葛飾区の区議会定例会の一般質問で、夏目佳代子区議会議員がアニマルウェルフェアについての質問を行いました。 質問内容は3つの項目にわたり、1つ目は地域猫のTNRや助成金制度に関するもの、2つ目 […]
毎年12月10日は「世界アニマルライツデー」動物の権利の日です。この日は世界人権宣言の日でもあり、わたしたちはこの権利という考えを、人だけではなく動物にまで拡大すべきだと考えています。 今年は渋谷、岩手、滋賀の三ヶ所でア […]
養豚場の中で、最も動物が死に、また殺す場面が多いのは繁殖場です。ただ死産だったりするのではなく、そこでは毎日のように殺す作業が発生しています。立てなかったり、弱っていたり、発育が悪かったり、発育が見込めなかったりといった […]
工場畜産が始まって以来、畜産は驚くべき速さで拡大し続けてきました。その対価として、動物たちが極限まで苦しめられ、環境を破壊し、人々の健康を脅かす存在にまでなっています。そんな中、畜産業自体も脅かされる状況になっています。 […]
また、ケージフリーに賛同するお店が増えました。 ケージフリー宣言とは? 「ケージフリー宣言」とは、自社で使用している卵を、全てケージフリー(平飼いや放牧)のものに切り替える、または、現在すでにケージフリーの卵 […]
2022年11月8日、参議院農林水産委員会で、須藤元気議員が生後1日で殺される採卵鶏のオスヒヨコについて、国会で初めて問題提起しました。 日本では何羽のオスひよこが殺処分数を確認したところ、農水省(渡辺生産局長)は 「我 […]
交通手段が便利になった今日、海外にも気軽に行けるようになっただけではなく、自宅から出ることすらなく海外の商品が手に入るとは、なんとも贅沢な時代である。通販サイトを見れば服や食べ物、その他こんなものまでと思うほどいろんなも […]
動物愛護管理法には「飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること」が罰則として規定されている。しかし、この規定は機能しておらず、異常な過密飼育が日本では横行している。肉用鶏の […]
[ キャンペーンはトリドールホールディングスをアニマルウェルフェアのスタート地点に立たせたところで終了 ] 世界の鶏はケージから解放され、日本の鶏はケージのままが示す意味とは 2022年9月3日、丸亀製麺などの飲食チェー […]