スターゼンとプリマハムへ署名を提出
牧養豚の豚の動画と、舎飼・ストール(檻)使用の豚の動画を見ていただき、ストール飼育が動物福祉上どれだ
け問題ある飼育かを伝
え、諸外国におけるの動物福祉への取組みについても話をさせてもらいました。
また国内でのベジミートの需要が増加(ベジミート販売会社13社に問い合わせたところ、昔に比べ需給が圧倒的に増えていることがわかりました)していることを伝え、植物性食品の導入を提案しました。
両社ともに、メモを取りながら話を聞いてくださり、プリマハムの担当者は「知らない部分があり、勉強になった」と言われ、スターゼンは「生産者に伝え、社内で共有する」という真摯な態度で対応いただきました。
農林水産副大臣へのお願い
スターゼンとプリマハムへ署名を提出後、農林水産副大臣、農林水産委員の事務所を訪問し、妊娠ストールの問題だけではなく、畜産動物の置かれている窮状を訴え、法規制など国としての対応をお願いしました。
また農林水産省の畜産動物福祉担当を訪問し、日本における畜産動物福祉の取り組みについて話を伺いました。
現時点は畜産農家の方への啓蒙活動をすすめている段階で(畜産農家の方の集まるセミナーなどで動物福祉について講演など)、海外のような妊娠ストール廃止といった法規制の段階に、いまの日本はまだ達していないという見解で、国が率先して妊娠ストール廃止に取り組むという意欲は感じられず、残念に思いました。
しかし世論がなければ行政が動くのも難しいことは理解できるため、私たちNPOによる消費者への啓発の必要性も感じました。
日本ハム、丸大食品へ署名を郵送
2013.8.29、日本ハム、丸大食品は「直接の応対は難しいので郵送してほしい」とのことでしたので、書類一式を郵送させていただきました。
提出書類は
- 署名
- 署名へのコメント
- ストール飼育と放牧飼育のブタの違いを示した写真
- 動物福祉への国際的な動き、消費者動向や、ベジミートの需要などを記載した資料
- 妊娠ストールについて記載された新聞記事など