環境省、厚生労働省、国会議員に
事前の意識喪失なしの屠殺禁止を求め、
あなたの声を届けてください。
環境省はアニマルウェルフェアを管轄しています。
厚生労働省は食鳥処理場・屠殺場を所管しています。
そして、市民の代表である国会議員は唯一この問題を解決する直接的な権力を持っています。
日本の鶏は屠殺場(食鳥処理場)に運ばれてきたあと、シャックルに逆さに吊るされる。国内の約9割の食鳥処理場では、意識を失わせる行程を省いて意識あるまま首(頸動脈)を切る。残りの約1割の食鳥処理場は、電気の通った水槽に頭を浸け意識を失わせてから首を切る。
中には、意識のあるまま鶏の首を切ったのちに電流をあてるという二重の苦しみを与えるケースもある。
日本には、ブラジルやタイ、米国、トルコ、中国、ヨーロッパなどの鶏肉が輸入される。そのすべては、屠殺前に意識を失わせるという最低限の福祉を守っている※。さらに、欧米やブラジルは、電気での意識喪失よりも苦痛の少ない方法=ガスで意識を失わせてから懸鳥するという方法に移行していっている。
※ハラルのような宗教屠殺を除く
バタバタもがく鶏の首を切る日本は、頸動脈を切ることに失敗する率も他国より高い。失敗すると、生きたまま頭から熱湯に浸けられ、全身が熱傷で真っ赤になり、死亡する。この死体は廃棄処分で、その数、61万6,864羽/年。
米国は日本の10倍の数の鶏を屠殺するが、失敗して熱傷死させられた数は30,137羽、英国だったら違法行為で罰則対象だ。
意識あるまま、鉄製のシャックルに足を引っ掛けられ、逆さ吊りにされる
意識がある状態で逆さ吊りのまま、仲間の首が切られていくのを目にする
血の海のような中、ばたばたを羽を動かし、もがき苦しむ
意識喪失なしの屠殺をされた証拠。羽も首も、血で真っ赤に染まる
熱湯処理で血は洗い流されるかもしれない、でも鶏の苦しみは消えていない
生きたまま熱湯に入れられたことにより皮膚が真っ赤になって死亡した鶏たち
動物愛護法を所管する環境省には、畜産動物だったとしても、その法律を徹底させる義務があります。動物愛護法では「意識喪失」を推奨しています。
環境省に対し、これを事業者に守らせるように意見しよう。
屠殺・食肉処理の行程は厚生労働省の管轄であり、動物愛護法には関連部局との連携が明記されています。厚労省は動物福祉の知識がなく、首を切った後に意識を徐々に失うんだから良いなどと失言を繰り返しています。。
厚生労働省に対し、首を切る前に意識喪失をさせることを義務化するよう、意見しよう。