コンクリートの上に敷かれた薄いゴムマットがあっても、牛たちは毎日寝起きするたび、寝返りをうつたび、700キロの体重を関節、骨にかけ、しかも運動ができず、筋肉は弱るばかりです。 牛たちの関節の毛はすり減り、肌が露出し、 […]
肉用鶏ほど多く利用される陸生動物はいないのではないでしょうか。国内でも7億羽/年以上が飼育されています。そのため肉用鶏のアニマルウェルフェアの向上は、最もインパクトの大きな改善になるでしょう。また薬剤耐性菌の産出とも深く […]
EUのブロイラーの飼育の最低基準となるディレクティブ 2007/43/EC of 28 June 2007をアニマルライツセンターで翻訳しました。EUのディレクティブの基準は、あくまでも最小限のルールという位置づけです。 […]
アニマルライツセンターは31年前に団体を立ち上げた時から、ベジタリアニズムの普及を主な目的の一つとし、今は卵や乳製品も取り組んでいますのでヴィーガニズムの普及に変化しました。1999年作成の定款の事業内容にも「動物や生態 […]
国際獣疫事務局OIEが策定しようとしている採卵鶏のアニマルウェルフェアの勧告の規定にあたって、日本は「多様な生産様式を考慮して妥当な柔軟性が確保されるべき」と、ネガティブな意見を出し続けています。 業界と国の姿勢に対して […]
バタリーケージからの保護鶏ヤッチーが2019年8月10日の朝、永眠しました。 オープンセサミさんからご連絡をいただきました。 相棒のチッヒーとともに扉が開いた瞬間に外に飛び出し、柵を超えて草むらで探索して虫を食べ、まさに […]
124,993 *1 2019年7月までに豚コレラ(CSF)により殺された豚の数だ。 2018年9月、岐阜県の美濃ヘルシーポークというブランド名のついた豚を飼育する養豚場から始まり、もう10ヶ月だ。三重県にも広がった。 […]
現在、大豆の生産は第1位米国32.7%、第2位ブラジル31.3%、アルゼンチン15%、以下中国3.6%がつづき*1、3カ国に集中している。1990年と比べると生産量は米国は2.28倍、ブラジルは5.76倍、アルゼンチンは […]
2013年のレポートです。少し古い記録ですが、酪農家の仕事や繋ぎ飼いの牛たちの状況について分かりやすく書かれています。乳牛のアニマルウェルフェアを考えるときの参考にしてみてください。 *写真は、トップの一枚以外は、体験農 […]
(解説) 2019年4月1日より始まった、朝のNHK連続テレビ小説「なつぞら」。舞台は北海道十勝であり、画面には何度も酪農のシーンが登場します。このドラマを機に酪農に関心を持った方もいるのではないでしょうか? 農林水産省 […]
6月27日、食肉加工会社プリマハムとスターゼンで2019年度の株主総会が東京で開かれ、今年も会場前で株主さん達に豚の拘束飼育についてそれぞれの企業に質問して下さるように呼びかけました。 合計12人が妊娠ストールの廃止を求 […]
2019年4月17日、死んだ豚を無許可焼却した疑いで愛知県愛西市の養豚業者が書類送検された。 住民から「豚を燃やしてるとの通報をうけて署が調べたところ「豚コレラの可能性もあるので、先週から死んだ豚を数頭燃やした」と答えた […]
2019年日本の牛舎 ドロドロした糞尿がたまり、ヌルヌルした床の上で、この肉にされる牛たちは飼育されています。彼らは短い紐で常時つながれており、この不衛生で不快な状況から逃れることはできません。 パッキングされてスーパー […]
屠殺場の動物福祉への取り組み 日本では、多くの屠殺場で飲水設備が設置されていません(詳しくはコチラ)。飲水設備がない屠殺場では、どんなに暑い日でも、畜産動物はのどの渇きに耐えなければなりません。前日搬入で翌日屠殺の場合、 […]
5月31日、衆議院環境委員会において、堀越啓仁議員(群馬)が、鶏たちを生きたまま茹で殺す”放血不良”の問題について改善を、またOIEの動物福祉規約の動物愛護担当職員への周知徹底を求めました。 生きたまま茹で殺される鶏たち […]
世界最大規模のホテルチェーンであるベストウェスタンは、使用している卵を2025年までに全てケージフリーの卵(平飼いや放牧などの鶏をケージに閉じ込めずに生産した卵)に切り替えると発表しました。 ケージの卵の問題点はこちらか […]