2019年日本の牛舎 ドロドロした糞尿がたまり、ヌルヌルした床の上で、この肉にされる牛たちは飼育されています。彼らは短い紐で常時つながれており、この不衛生で不快な状況から逃れることはできません。 パッキングされてスーパー […]
屠殺場の動物福祉への取り組み 日本では、多くの屠殺場で飲水設備が設置されていません(詳しくはコチラ)。飲水設備がない屠殺場では、どんなに暑い日でも、畜産動物はのどの渇きに耐えなければなりません。前日搬入で翌日屠殺の場合、 […]
5月31日、衆議院環境委員会において、堀越啓仁議員(群馬)が、鶏たちを生きたまま茹で殺す”放血不良”の問題について改善を、またOIEの動物福祉規約の動物愛護担当職員への周知徹底を求めました。 生きたまま茹で殺される鶏たち […]
世界最大規模のホテルチェーンであるベストウェスタンは、使用している卵を2025年までに全てケージフリーの卵(平飼いや放牧などの鶏をケージに閉じ込めずに生産した卵)に切り替えると発表しました。 ケージの卵の問題点はこちらか […]
2018年にバタリーケージから救出され、アニマルライツセンターが引き取った2羽の鶏、歩(あゆみ)と希(のぞみ)。当初バタリーケージの中で負傷した足と足の付根の傷により、歩けませんでした。 とくにのぞみは足の付根を骨折した […]
2014年の調査*1では、日本の養鶏場の83.7%で採卵鶏のクチバシが切断されているという結果でした。 (画像:wikipediaより) なぜクチバシを切断するのか? 鶏同士がつつき合い、傷つけあうのを防ぐため。 なぜツ […]
あなたの飲んでいる牛乳は健康な牛から絞られたものでしょうか? 牛乳を搾られている牛がどのような方法で飼われているのか想像してみたとき、牛たちが放牧されていると考えている人が多いのではないでしょうか。しかし、日本では約7割 […]
6月1日は「世界牛乳の日(World Milk Day)」、そして6月は「牛乳月間」とされていますが、この機会に1度牛乳について考え直してみませんか? 牛乳月間に合わせて、6月13日、認定NPO法人アニマルライツセンター […]
普段牛乳・ヨーグルト・チーズなどを摂る方は、乳製品を選ぶときにどのような基準で選んでいるでしょうか?値段、パッケージ、ブランド、判断基準はいろいろ考えられますが、乳牛の飼育方法やアニマルウェルフェアというのも、1つの大切 […]
社会の中で無視され続けている動物たち、畜産、水産動物たちのために。 身動きも取れず、不毛で不潔な檻の中で、必死に呼吸し、必死に飲み、必死に食い、命を永らえ、一方的に利用され、彼らののぞみは何一つ報われることなく、ひどい方 […]
2018年度、5年ぶりに発動された成鶏更新・空舎延長事業をご存知だろうか? この事業は農林水産省の「鶏卵生産者経営安定対策事業」の一つで、同省の資料*1には次のように書かれている。 成鶏更新・空舎延長事業 鶏卵の標準取引 […]
なぜ「代替肉」「培養肉」なのか-動物の犠牲 下のグラフは1961年から2017年にかけて、世界中で肉・卵・乳のために犠牲になった動物数の推移を示す。肉のために膨大な数の動物が犠牲になっていることが分かる。 出典:FAOS […]
2019年2月1日に発行した日本とEU間の経済連携協定(以下EPA)の第十八章 規制に関する良い慣行及び規制に関する協力の中の第B節は、「動物の福祉」が規定されました。 これまでEUが各国と結んだEPAに動物の福祉を入れ […]
世界第2位の食肉会社 Tyson Foods(タイソンフーズ) は、この夏から当社が開発した植物性のたんぱく質代替品を新発売すると発表した。 以前からTyson Foodsは別の植物性肉会社 Beyond Meat (ビ […]
2019年5月11日、衆議院環境委員会において堀越けいにん議員(群馬)から、畜産動物の適正な飼育における環境省の役割について言及をうけた原田環境大臣は、力強く以下のように答弁しました。 動物愛護管理法ではですね、動物の飼 […]
株式会社ななくさの郷は「松田のマヨネーズ」という自然派のマヨネーズを生産している企業です。 今回問い合わせをして、ななくさの郷で使用している卵は全て平飼い卵であり、今後も会社としてこの方針を続ける予定であるということが分 […]
WAP(世界動物保護協会)による世界50か国の動物保護評価(2014年)を参考に、中国に存在する畜産動物の福祉に関する法令やガイドラインの一部(動物の扱いに関わる部分)を翻訳しました。 国家レベルの畜産法では、家畜に適切 […]
2019年5月9日、参議院農林水産委員会での小川勝也議員(北海道)が行った東京オリンピックにおけるアニマルウェルフェアが守られないことに対する質問に対する、農林水産省の答弁は驚くべきものでした。 驚きの回答1 もしかして […]