2019年、ある養豚場の全ての豚が飢えで苦しみ、子豚が無計画に繁殖し、大人の豚に踏み潰された、いわゆる養豚場の飼育崩壊が起こりました。アニマルライツセンターはこの事業者を告発、しかし検察は2022年1月31日に起訴猶予処 […]
BBFAW(ビジネス ベンチマーク オン ファーム アニマルウェルフェア)は、畜産動物の福祉を向上させることを目的としたベンチマークだ。 BBFAWの「動物福祉に関する国際投資宣言」には、2022年4月の時点で、410兆 […]
2022年4月22日、総務大臣は農林水産大臣に対して、”自衛隊の災害派遣に関する実態調査”にもとづき、豚熱(豚コレラ)や鳥インフルエンザで動物を殺す際に自衛隊を派遣することにたいして是正勧告を出した。 あまりにも頻発する […]
国内企業のアニマルウェルフェアの進捗は世界と比べると大きく遅れている。これはアニマルライツセンターも参画して評価を行っている企業のエシカル通信簿でも、海外投資家向けの評価機関が行う評価でも明確になっている。しかし、国内で […]
メキシコに次いで2番にたくさんの卵を食べる日本。世界が日本ほど多くの卵を食べないのは健康上の理由もあります。日本では業界団体や卵関連企業が健康に良いから卵を一日二個食べていいなど言い続けているが、データはそれを否定してい […]
2021年度のアニマルウェルフェアアワード受賞企業が決定したので公表します。 アニマルウェルフェアアワード(AWA)は、畜産動物、水産動物へのアニマルウェルフェア対応が世界から遅れていく日本において、動物たちのことを考え […]
2022年4月7日、参議院経済産業委員会で安達きよし議員が日本の経済の課題の一つとしてアニマルウェルフェアを取り上げました。実は経済産業委員会で畜産動物のアニマルウェルフェアが取り上げられたのはこれがはじめて。このことか […]
国の偉大さと道徳的発展は動物の扱い方でわかる という言葉が有名である。ガンジーが言ったか言わないかは出どころがはっきりしないが、この言葉自体には真理が含まれている。 一番の社会的弱者の状況を見れば、その国の道徳的な成熟度 […]
鶏卵汚職の事件から派生した「養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会」による「養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会報告書」の提言により設置された「アニマルウェルフェアに関する意見交換会(第1回)」が開かれた。 この「養鶏・鶏卵行政に […]
ゲノム編集は動物を苦しめる結果をもたらしますが、すでにゲノム編集が動物に応用され、日本では他国に先駆けてゲノム編集されたマダイとフグが実用化されています。ゲノム編集と遺伝子組み換えはほぼ同意です。国によって規制が異なり遺 […]
アニマルライツセンターは2016年から毎年一回、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行っています。 2022年度も調査を実施しましたので、結果を報告します。 質問は次の10項目です。 […]
2022年3月、鶏卵最大手のイセ食品が多額の債務を抱え会社更生法を申し立てたというニュースが流れ、注目を集め続けている。 イセといえば、バタリーケージによって日本一多くの鶏を拘束している企業で、その数は1300万羽にもの […]
政府は今、エンリッチドケージ(改良型ケージ)など、バタリーケージを少し改修したケージ飼育をアニマルウェルフェアに配慮したものと定義づけようとしているようです。しかし、ケージは結局ケージ、動物が生きていける場所ではなく、世 […]
SDGs(持続可能な開発目標)に取り組もうという企業は多くなっています。畜産動物のアニマルウェルフェアへの取り組みと動物性たんぱく質を植物性に切り替えることはSDGsの以下の8つの目標に対する取り組みになります。 工場畜 […]