2022年10月2日、世界農用動物を守る日 (World Day for Farmed Animals)にアニマルライツセンター岩手、滋賀と連携をし、全国三か所で一斉アクションを行いました。日中は渋谷と滋賀とオンラインでアニマルライツ活動の講習会を開催し、その後、同時刻に渋谷、滋賀、岩手で街頭活動を行いました。
講習会にはアニマルライツの活動を行っている約50人の方が全国から参加してくださいました。講義後、参加者からはたくさんの質問をもらい、それぞれの活動における熱意がひしひしと伝わってきました。多くの方が試行錯誤しながらも、動物を守るための活動を工夫をしながら行ってくれていることを改めて実感できた一日でした。
その後の渋谷の街頭活動には、農用動物を守りたいと思っている約20人の参加者と一緒に、街頭演説やパネルで動物たちの悲惨な現状を伝え、動物たちの苦しみを減らしていこうと訴えました。
多くの通行人が関心をもってくれ、自ら話しかけてきたり、チラシを受け取りにきたり、パネルを何度も見返したりしていました。
人間によって苦しめられている動物のほとんどは農用動物であり、この社会に生きるすべての人が彼らの苦しみに加担してしまっているにも関わらず、動物たちの現状を知っている人はまだまだ多くありません。
個人が動物を食べない選択をするだけでは解決できない問題だからこそ、多くのかたに動物たちの現状を知ってもらうことが解決への第一歩です。
この日参加をしてくれた多くの活動家によって、たくさんの方に農用動物の問題に関心をもってもらうことができました。
参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。