日本のアニマルウェルフェアが危機にさらされています。 放牧の飼育は、動物たちが最も自然な形で過ごすことができる飼育形態であり、太陽の光を浴び、運動をし、仲間と遊び、泥浴びをし、動物たち自身の免疫力で健康を保つ方法です。そ […]
国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ […]
5年ごとに改正される「酪肉近の基本方針(酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針)」「家畜改良増殖目標」「鶏の改良増殖目標」について食料・農業・農村政策審議会畜産部会で議論が行われていましたが、2019年10月21 […]
家畜伝染病予防法 第十二条は、次のことを義務付けています。 畜産動物の所有者が、その飼養に係る衛生管理に関し最低限守るべき基準(飼養衛生管理基準)を定めること 畜産動物の所有者は、その飼養衛生管理基準を遵守すること 畜産 […]
本改正は、パブリックコメントをへて、2020年3月31日に閣議決定しました。どのような改正内容になったかについてはコチラをご覧ください。 食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法に基づき、食料・農業・農村に関し […]
2019年12月11日「対 EU 輸出食肉の取扱要綱」が改正*1されました。 2019年2月1日の日本とEU間の経済連携協定(EPA)締結で見送られていた「日本からEUへの家禽肉輸出」が、その後の協議で可能となった*2こ […]
パブリックコメント募集は終了し、2020年3月31日、改正された「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」「家畜改良増殖目標」「鶏の改良増殖目標」が発表されました。どれほど動物への配慮が盛り込まれたかについては、 […]
人工授精 肉牛はほぼ100%、人工授精で妊娠します。 自然界であれば動物は自分で繁殖相手を選び、双方の合意のもとに交尾を行います。しかし畜産利用される牛は、自分が望んだ相手のものではない精子を植え付けられ、強制的に妊娠さ […]
子牛には母牛の乳を吸いたいという強い欲求があります。 自然哺乳の場合、子牛の一時間に6000回、母牛の乳頭を吸うと言われている。それによって実際母乳を吸っているのは、その半分程度で、あとは単なるおしゃぶりだと言われている […]
OIE(世界動物保健機関・国際獣疫事務局)の陸生動物衛生規約の7章はアニマルウェルフェアについてですが、日本政府はこの作成に携わり税金を使っているにも関わらず、日本語訳を公開していません。OIEは獣医師が集まり科学的根拠 […]
2019年日本の牛舎 ドロドロした糞尿がたまり、ヌルヌルした床の上で、この肉にされる牛たちは飼育されています。彼らは短い紐で常時つながれており、この不衛生で不快な状況から逃れることはできません。 パッキングされてスーパー […]
除角とは 日本の多くの肉牛、乳牛たちには角がありません。牛はもともと角を持った動物ですが、他の牛たちや従業員を傷つけてしまうのを防ぐために、多くの牛には「除角(じょかく)」という角を取り除くための処置が行われています。 […]
73 Cowsは、牛肉農家のジェイ・ワイルド(Jay Wilde)の物語です。彼は牛を屠殺するたびに自分の良心と闘ってきました。自分がもはや信じることができない産業に閉じ込められていると感じ、変えなくてはならない、そして […]
輸送 牛の輸送は長距離に及ぶ場合がある。 日本では、東京都中央食肉市場で屠殺すると高額で取引されるという事情があり、南は鹿児島、北は北海道まで全国からトラックに乗せられ運ばれてくる。そうなった場合、長距離、長時間を牛たち […]
信じられない光景だった。 高く売れるため比較的大切に扱われる牛。 この状態なの・・・? 子牛はドロドロの汚物に浸かっていました。 日本のとあるブランド牛の肥育場、2018年6月の様子です。
日本で飼育されている牛の多くは除角されています。 除角は、一般的に麻酔なしで行われています。 2017年、ある畜産施設の従業員から情報提供がありました。 除角により、牛が死んでしまったというものです。 2017年○月○日 […]
牛の舌遊びは、日本の畜産場でよく見られる光景です。 2019年日本 *上の動画の牛たちの白い斑点は皮膚真菌症です。カビが原因の皮膚炎です。 牛の抵抗力が弱い場合や、飼育環境が悪い場合に多く見られます*。 2017年日本 […]
2013年、日本も加盟するOIE(世界動物保健機関)コード(規約)の動物福祉の章に、「アニマルウェルフェアと肉用鶏生産方式」「アニマルウェルフェアと肉用牛生産システム」が追加され、さらに2015年には「アニマルウェルフェ […]