山形県の温泉旅館、山形座 瀧波が2022年5月、ケージフリー宣言をしてくださいました。
こちらの旅館で使用されている卵はすべて平飼い卵で、ソース類やアイスクリームも自家製のため、それらにも平飼い卵が使用されています。
以下は担当の方のお話しです。
「もともと平飼い卵を使用していましたが、お客様から問い合わせがあることから、動物愛護の観点からも使用するようになりました。同じ食べ物でも、みんなが気持ちよく食べれる方が良いと思います。」
とても快くお話しくださいました。
旅行は楽しい気持ちにさせてくれるものなので、せっかくの旅先での食事がアニマルウェルフェアに特に配慮されていないものより、動物にとって少しでも良い環境だったものの方が良いに決まっています。動物に優しい選択をしてくれていることに感謝です。
日本の畜産は先進国の中ではだいぶ遅れていますがケージフリーは諸外国で進んでおり、日本は特に遅れています。日本の採卵鶏は1羽あたり1Pad1枚分の広さしかないケージに24時間365日閉じ込められています。
開放鶏舎に騙されないで!
食品のサイトを見ていると、太陽光が入る開放鶏舎であることをアピールポイントにしているところがありますが、生き物を飼育する上で太陽光が入ることなど、当たり前です。写真のように、所詮はケージ。ウィンドウレス鶏舎よりはマシですがこれまた日本で増えているウィンドウレス鶏舎は論外です。
卵を食べるなら平飼い卵を選ぼう!
普段食べている卵をいきなりやめるのは難しいかもしれませんが、アニマルウェルフェアに配慮した飼育をされたものを優しさから選ぶことはできます。
パッケージに「平飼い」と書かれているものは、鶏が最低限歩ける状態で飼育された卵です。自分にできる、動物に優しい選択をしてみてください。
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