オーストラリア最大手のスーパーマーケット、Woolworthsが、ケージ飼育の卵を2018年12月段階的に廃止することを、発表しました。
http://www.animalsaustralia.org/features/woolworths-to-phase-out-cage-eggs.php
概訳
ウールワークスは自社でフリーレンジ(放し飼い)卵の生産を導入した初めての会社であった。
macro brand(ウールワークスの有機ブランド)はすべて放し飼いの卵のみであり、その他のブランドに対して放し飼いと納屋飼いを要求していた。
ウールワークスで取り扱う卵は、2009年には約70%のケージ飼いであったが、2013年現在で50%に減っているという。
2018年までにこれが0%になるとともに、消費者が選択できるように、鶏の飼育密度をパッケージに表示するという。
オーストラリアでは、他のスーパーマーケットチェーンでも、動物福祉への対応が進んでおり、Colesでも自社ブランドでのケージ飼育を辞めている。
出典:
http://www.woolworthslimited.com.au/page/A_Trusted_Company/Responsibile_Sourcing/Animal_Welfare/
まだまだケージ飼育が問題にすら上がっていない。
農林水産庁はようやくアニマルウェルフェアとはなにかを遠まわしに訴求することを始めた。
日本の意識を上げるためには、私たち一般市民がアニマルウェルフェアに対して知識と高い意識を持ち、高い要求をしていくことが必要である。