米国ウォルマートが、2025年まで100パーセントケージフリー卵にするという目標を発表しました。
ウォルマートのサイトより
http://news.walmart.com/news-archive/2016/04/05/walmart-us-announces-transition-to-cage-free-egg-supply-chain-by-2025
ウォルマートは世界で一番大きな小売店であり、アメリカで一番大きな食料品店で、アメリカのすべての食料品の売上の25%をウォルマートが占めています。
この誰もが知る大企業がケージフリーを発表したというのは、今後の世界のケージフリーに拍車をかけるでしょう。
海外からは「どこそこの会社がケーフジリーを発表した」というニュースが続々と飛び込んできます。
アメリカだけで、2015年~2016年のみを拾ってみても、マクドナルド、ダンキンドーナツ、ケロッグ、ネスレ、ウェンディーズ、デニーズが、(アメリカ国内における)ケージフリーを発表しています。
嬉しく思う反面日本国内はどうかというと、そのような目覚ましい動きはありません。
ウォルマートの子会社である、合同会社西友に、親会社のようなケージフリーの取り組みがあるかどうか聞いたところ、「ない」ということでした。また現在(2016年4月12時点)店舗での平飼いや放牧卵は扱っていないということでした。
しかし「今後については客のニーズに合わせて検討する」とのことでしたので、ケージ飼育の卵を販売してほしくないと考える皆さまは、ぜひ西友に意見を届けて下さい。
日本の採卵養鶏