アクション報告 −1月

animalrightscenter 2023/02/09

ARC本部（渋谷）

1月は9日の成人の日と28日に街頭活動を行いました。
成人の日はアクション前に、基礎講習会とボランティア交流会を行い、畜産動物の課題と畜産が抱えるリスクを改めて皆で共有しました。

拘束飼育や過密飼育、麻酔なしで体の一部を切断する、意識のあるまま鶏の首を切るなど、海外では動物虐待とも捉えられている方法が日本の畜産動物には当たり前に行われています。しかし、この事実は隠され多くの市民がまだ知りません。この課題をどう解決していくかを、皆で意見を出し合い議論しました。

今月２回行った街頭アクションでは、どちらも多くの方にパネルを見てもらい、チラシを渡すことができました。

新型コロナウイルスの流行後、一時街頭活動を休止し2021年11月から再開しましたが、再開直後と比べ、より多くの方がパネルの前で足をとめ、写真を撮るなどの関心を示してくれるようになったと思います。

メディアではほとんど報道されませんが、動物性タンパク質の食べ過ぎと、集約的な畜産が新型コロナウイルスのような動物由来感染症拡大の原因の一つとなっています。この事実は国連も警鐘を鳴らしており、世界中の食品企業がアニマルウェルフェアの向上と、植物性タンパク質への移行を進めています。

日本の市民にもこの事実を知ってもらい、企業にアニマルウェルフェアの取り組みを進めてもらうため、これからも継続して街頭アクションを行なっていきます。

ARC兵庫

1月9日の『成人の日アクション』に合わせて、ARC兵庫でも初めての街頭活動を西宮北口駅付近で行いました。

畜産動物とダウンの問題についてのパネル・資料の掲示と、チラシ配りを２人で行いました。やってみて見えてきた課題や改善点が多々ありましたが、今後に生かしていきたいと思います。

活動の後、片付けをしている時に１人の女性が近づいてきて、今度から一緒に活動すると言ってくれました！行動を起こせば何かしら前進する糸口に繋がるのだと実感し、とにかくやってみること、継続することが大切だと思いました。

2022年12月13日～27日の間、伊丹市スワンホール内『市民まちづくりプラザ』にて、ロビー掲示をさせていただきました。

内容は主に、畜産がもたらす飢餓問題や環境問題に関することと、この季節にタイムリーなダウン製品の作られ方についてです。

いろいろと規制がありましたが、「畜産」のこと、そしてそれに関連する環境などへの影響について、市民の方々の目に触れる機会を作ることができました。

ARC岩手

１月の岩手は氷点下の中での街頭アクションでしたが「寒い中ご苦労様です」「頑張ってください」などの温かいお声をいただき、短い時間でしたが無事に終えることができました。

岩手でも最近は、アニマルウェルフエアやヴィーガンに関心を持つ人が増えてきたように感じています。
中には冷やかしのような人もいて良いことばかりではないのですが、無関心に通り過ぎる人よりも、関心を持ってくれたことに嬉しくなります。
声をあげなければ動物の現状は変わらないので、街頭活動やポスティング、企業やお店への意見届けは本当に欠かせないことだと実感しています。

今後はARCアクショングループがもっと増えていくと思っています。仲間同士の絆が深まり、ボランティアのメンタルも強くなって、新しい魅力的なアクションが全国に広まっていくと信じています！

ARC滋賀

1月2日ミートフリーマンデーと、JAVAさんの動物虐待についてのチラシ配りを行いました。

昨年のお正月は駅前でパネル展とチラシ配りをやりましたが、人が少なく、歩いている人は福袋などの買い物で両手がいっぱいで、あまり反応がよくありませんでした。

今年は戦略を変えて、県内で2番目に初詣客が多いと言われる近江神宮で行いましたが、これは大正解でした。
県内で2番目とはいえ、周辺はかなり交通渋滞します。混雑がピークになる前の時間帯に活動を行いました。
初詣を終えて出てくる方に渡すとチラシの受け取りが良く、人がそんなに多くない時間帯だったのも関わらず、用意していた100枚以上のチラシをすぐに配り終えてしまいました、チラシを受け取った方は年代や性別に偏りはなく、沢山の方が手に取り、すぐに読んでくださいました。