2015年の輸入貿易の統計が発表されました。
フォアグラの2015年内の輸入量は、2014年と比較して37,041kg減少、割合にすると20%も減少しました。
フランスでの鳥インフルエンザ流行により、12月はフランスからフォアグラが輸入できなかったことも要因の一つです。しかし、実際には、海外と違って通年フォアグラを輸入する日本は、毎年11月までの輸入量自体が多く、11月までの輸入量を比較しても、大幅な減少となっています。
12月の輸入量を昨年並みと仮定して計算しても、15%減少しているのです。
相対的に日本のフォアグラへの意識が高まり、需要が減少していると考えられます。
37,041kgのフォアグラというのは、カモ・ガチョウ61,735羽です。※
2014年、2015年の普及啓発によって、6万1735羽を救うことができたのです!!!
それでも、まだ23万4510羽が、昨年の日本人の消費によって強制給餌という暴力を受け、同じ数のメスが産まれてすぐに殺されました。
アニマルライツセンターはフォアグラの輸入がゼロになることを目指し、そして世界からフォアグラという存在がなくなることを目指し、普及啓発、企業への働きかけを続けていきます。
フォアグラにされる動物を救うための活動は、寄付で支えられ、継続することが出来ています。
※1羽分のフォアグラを600gで計算