メルセデス・ベンツ日本株式会社の、メルセデス・ベンツ コネクション(六本木)において、2016年11月30日~12月25日の期間限定クリスマスイベント「Star Garden」でフォアグラメニューが提供されました。
メルセデス・ベンツ コネクション(六本木)では、この期間限定のメニューのほかに、2階にあるレストラン「UPSTAIRS」で、フォアグラを使ったメニューがふんだんに提供されています。
http://www.mercedes-benz-connection.com/tokyo/upstairs.html
そのため、同年12月15日にフォアグラ廃止を求めて要望書を提出していましたが、2017年1月7日に回答をいただきました。
先日は、弊社代表取締役社長宛にご要望書を頂戴いたしましてありがとうございました。
弊社は今回の様なご要望も含め、お客様から頂戴したご意見・ご提言に関しまして真摯に受け止め、対応を検討させていただく姿勢で日々業務に邁進しております。
今回のご要望につきましては、弊社ブランド体験施設であるメルセデス・ベンツ コネクション内でのレストラン食材に関するご要望ということで、○○より回答させていただきます。
結論といたしまして、Star Gardenにおける「陸の流星麺 ~鴨の生ハムスープとフォアグラバケット」につきましては、昨年12月25日をもって予定通り期間限定での販売を終了し、今後も再販予定はございません。
また、当施設2階のレストランUPSTAIRSにおけるフォアグラの提供に関しましても、今後の対応について多方面から考察し、協議いたします。
大変貴重なご意見を賜り、厚く御礼を申し上げます。
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フォアグラ廃止の要望に対して回答のない企業もある中、市民の声に対して真摯な対応をしてくださったと思います。
しかし残念ながら今後のフォアグラ廃止を確約いただけるものとはなりませんでした。
残念ながら現時点(2017年2月16日時点)でもレストラン「UPSTAIRS」でフォアグラメニューが提供されています。
メルセデス・ベンツ日本株式会社の親会社は、ドイツのダイムラー社です。
そのドイツでは動物保護法の中で「動物の健康のためにやむを得ず行う場合を除き、動物に強制的に給餌を行う事は禁ずる」としています。
フォアグラ生産に伴う陰惨な強制給餌は、メルセデス・ベンツの持つ洗練されたイメージとは相いれないものです。
メルセデス・ベンツ日本株式会社には、フォアグラを売らないという倫理的な決断をしていただける事を願います。
同社にぜひ皆様にからも声を届けてください。
http://www.mercedes-benz.jp/corporate/company/index.html