毎年、食肉加工会社の、プリマハム、スターゼンの株主総会会場前で、株主の方に向けた啓発活動を行っています。2017年は6月29日に両社の株主総会が開催されたため、それぞれの会場前でチラシの配布などを行いました。
2013年に両社には妊娠ストールの廃止を求める署名を提出しています。
両社とも畜産動物福祉への取り組みはあるものの、豚の妊娠ストールについては廃止に至っていない状況です。
妊娠ストールを廃止するためには、企業だけではなく、国の方針も変わらなければなりませんし、なにより消費者の意識が変わる必要があります。
そのため企業への発言力のある株主のみなさんに、妊娠ストールの実態を知ってもらい、問題意識をもってもらうために、総会会場前での活動を続けています。
パネルを見て、チラシを受け取り、「こんな飼育方法しているなんて知らなかった」と驚く株主の方が多く、総会の会場で妊娠ストールについて質問をした株主もいます。
プリマハム、スターゼンが妊娠ストール廃止へ向けて進むことができるよう、今後も啓発を続けていきます。