アニマルウエルフェアだけを考えた結果、放牧にこだわるHORIZON FARMS(ホライゾンファームズ)は、いままでも、そしてこれからもお母さん豚を妊娠ストールに閉じ込めないストールフリー宣言をしました。(国内初) HOR […]
OIE(世界動物保健機関)は、2019年9月に「アニマルウェルフェアと採卵鶏生産システム」の3次案を作成し提示した。 この「アニマルウェルフェアと採卵鶏生産システム」策定については、2017年からの議論が続いており、20 […]
近親交配 ブロイラー(肉用鶏)と同じく、日本の採卵鶏のほとんどは、海外で「品種改良」された外国鶏種だ。国産鶏種の卵は市場の6%ほどしかないと言われている。 採卵鶏の「品種改良」もブロイラー同様寡占状態にあり、世界中の採卵 […]
増え続ける乳量 今日、日本の乳牛が1頭あたり何キロの乳を出すか、ご存知でしょうか? 2018年の1頭あたり年間乳量は8,636kg(農林水産省牛乳乳製品統計調査参照) この数字が多いのか少ないのか、ピンとこない人もいると […]
2019年11月12日、衆議院消費者委員会で堀越啓仁議員(群馬・立憲民主党)がアニマルウェルフェア、及びエシカル消費の推進について質問しました。 堀越議員はエシカル消費の中にも含まれるアニマルウェルフェア、その経済への影 […]
人工授精 肉牛はほぼ100%、人工授精で妊娠します。 自然界であれば動物は自分で繁殖相手を選び、双方の合意のもとに交尾を行います。しかし畜産利用される牛は、自分が望んだ相手のものではない精子を植え付けられ、強制的に妊娠さ […]
子牛には母牛の乳を吸いたいという強い欲求があります。 自然哺乳の場合、子牛の一時間に6000回、母牛の乳頭を吸うと言われている。それによって実際母乳を吸っているのは、その半分程度で、あとは単なるおしゃぶりだと言われている […]
肉用鶏ほど多く利用される陸生動物はいないのではないでしょうか。国内でも7億羽/年以上が飼育されています。そのため肉用鶏のアニマルウェルフェアの向上は、最もインパクトの大きな改善になるでしょう。また薬剤耐性菌の産出とも深く […]
国際獣疫事務局OIEが策定しようとしている採卵鶏のアニマルウェルフェアの勧告の規定にあたって、日本は「多様な生産様式を考慮して妥当な柔軟性が確保されるべき」と、ネガティブな意見を出し続けています。 業界と国の姿勢に対して […]
2013年のレポートです。少し古い記録ですが、酪農家の仕事や繋ぎ飼いの牛たちの状況について分かりやすく書かれています。乳牛のアニマルウェルフェアを考えるときの参考にしてみてください。 *写真は、トップの一枚以外は、体験農 […]
屠殺場の動物福祉への取り組み 日本では、多くの屠殺場で飲水設備が設置されていません(詳しくはコチラ)。飲水設備がない屠殺場では、どんなに暑い日でも、畜産動物はのどの渇きに耐えなければなりません。前日搬入で翌日屠殺の場合、 […]
世界最大規模のホテルチェーンであるベストウェスタンは、使用している卵を2025年までに全てケージフリーの卵(平飼いや放牧などの鶏をケージに閉じ込めずに生産した卵)に切り替えると発表しました。 ケージの卵の問題点はこちらか […]
2014年の調査*1では、日本の養鶏場の83.7%で採卵鶏のクチバシが切断されているという結果でした。 (画像:wikipediaより) なぜクチバシを切断するのか? 鶏同士がつつき合い、傷つけあうのを防ぐため。 なぜツ […]
あなたの飲んでいる牛乳は健康な牛から絞られたものでしょうか? 牛乳を搾られている牛がどのような方法で飼われているのか想像してみたとき、牛たちが放牧されていると考えている人が多いのではないでしょうか。しかし、日本では約7割 […]
6月1日は「世界牛乳の日(World Milk Day)」、そして6月は「牛乳月間」とされていますが、この機会に1度牛乳について考え直してみませんか? 牛乳月間に合わせて、6月13日、認定NPO法人アニマルライツセンター […]
普段牛乳・ヨーグルト・チーズなどを摂る方は、乳製品を選ぶときにどのような基準で選んでいるでしょうか?値段、パッケージ、ブランド、判断基準はいろいろ考えられますが、乳牛の飼育方法やアニマルウェルフェアというのも、1つの大切 […]
2019年2月1日に発行した日本とEU間の経済連携協定(以下EPA)の第十八章 規制に関する良い慣行及び規制に関する協力の中の第B節は、「動物の福祉」が規定されました。 これまでEUが各国と結んだEPAに動物の福祉を入れ […]
株式会社ななくさの郷は「松田のマヨネーズ」という自然派のマヨネーズを生産している企業です。 今回問い合わせをして、ななくさの郷で使用している卵は全て平飼い卵であり、今後も会社としてこの方針を続ける予定であるということが分 […]
2019年5月9日、参議院農林水産委員会での小川勝也議員(北海道)が行った東京オリンピックにおけるアニマルウェルフェアが守られないことに対する質問に対する、農林水産省の答弁は驚くべきものでした。 驚きの回答1 もしかして […]
動画は日本の採卵養鶏場で行われている鶏の集荷作業の様子です。 採卵用に飼育されている鶏たちは、1年半~2年ほどで屠殺されます。効率よく卵を産まなくなるからです。 屠殺される採卵鶏たちは、ケージから運搬用ケースに移動され、 […]