最終的に最も多くの利益を得る人が主犯なのではないだろうか。 ブラジルのアマゾン熱帯雨林の森林火災が2019年に大きく報道されたが、その1年後、その場所は牛の放牧地になり、そして今、大豆畑になったことが報告された*1。これ […]
2019年8月10日「Dia do Fogo=火の日」と言われるこの日にアマゾンの森林でたくさんの火災が北部の生産者による(と言われる)人為的に発生し一気に広がった。 火の日に放火された土地は1年後に牧草地に変わり、牛が […]
FAIRR(FARM ANIMAL INVESTMENT RISK & RETURN)は、畜産の抱えるリスクを啓発し、投資意志決定のプロセスに畜産のリスクを組み込むよう、投資家に促すグローバルネットワークだ。この […]
肉税を今のところ導入している国はありません。 しかし、たばこや酒や砂糖と同じように、肉に対しても税金を課すべきではないかという議論がはじまっています。これは畜産業が根本的に抱えるリスクが広く認識されるようになったためです […]
現在、大豆の生産は第1位米国32.7%、第2位ブラジル31.3%、アルゼンチン15%、以下中国3.6%がつづき*1、3カ国に集中している。1990年と比べると生産量は米国は2.28倍、ブラジルは5.76倍、アルゼンチンは […]
ニカラグアはメキシコからコスタリカにかけてのメソアメリカの生態系にとって重要な部分と考えられています。 コスタリカは生態系の保全において世界から一目置かれる国であり、多くの生物種が集中している国ですが、その隣の国ニカラグ […]
ブラジルの森林伐採。2014年から一年間で前年比の二倍に。 1990年から2010年にかけて、世界の熱帯雨林が62%も消滅した一方で、ブラジルでは規制強化などの森林保護活動により森林破壊にはどめがかかっていた。 しかし独 […]
生物多様センターは肉食が野生動物を追い詰めるとして、肉食の減少を訴えている。 畜産が野生動物を追い詰める5つのケース 1:畜産動物を守るために、多くの野生動物が駆除(殺害)されている 2:地球温暖化に多大な影響を与える畜 […]
森林や草原を破壊した後、放牧が行われる。そこで起きているのが、土壌の侵食だ。 家畜の放牧地になった土地は、単一種(家畜)のみが存在する土地と変化する。その土地は、家畜の過放牧により植物は食いつくされ、次第に侵食される。世 […]
水が限りある資源だ。 多くの地域で井戸がかれ始め、湖が干上がりつつある。世界中で利用可能な水資源の50%は人間が独占している。残りの50%を他の動物たちが分け合って利用している。量の問題だけではなく、河川の水質汚濁、湖な […]
工場形畜産 食糧難に拍車をかける 世界銀行は、途上国で急増する工場形畜産にブレーキをかけました。過去に世界銀行はこの途上国での大規模畜産プロジェクトに多額の出資をしていたが、「貧しい人々が締め出され、環境が破壊され、世界 […]
世界の穀物生産量=年間17億トンその内、畜産用飼料になる穀物= 8億トン以上 アメリカの農地の85%は畜産用 日本は飼料の90%をアメリカ合衆国から輸入している。 飼料とは、小麦・とうもろこしなどだが、 金色に波打つ美 […]
飢餓で苦しむ人たち この地球上で、食糧が足りず飢餓状態にある人口は、8億7千万人です。実に、8人に一人が餓えている。 日本では実感しにくいこの現状だが、例えば小学校の一クラス20人に置き換えれば、20人のうち2~3人は飢 […]